人生は多人多脚

車いすユーザーだって海外旅行できるんだよね

願えば叶う

よっ子ちゃんこと筆者は、4年前に脳出血を起こし、半年間入院した。あと数ヶ月で仕事を終える64歳のことである。右半身不随で車椅子の生活になった。

 

一人住まいの私は、一軒家から施設住まいになり、全てが未知の世界だ。

海外へ行く事などは勿論、近所の買い物も儘ならなくなってしまった。

 

当座はリハビリに通うことに明け暮れ、精一杯であった。

 

しかし、十数年間抱いていた夢である”スペインの巡礼“が私の頭の中に少しずつもたげてきたのである。身体に元気が戻ってきたのだ。 

 

施設のある利用者の娘さんが旅行関係のお仕事だと言う事を風の便りに耳にした。話を聞くだけでも、、、と 一度は諦めかけた夢が、再び息を引き返した。

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リハビリに水やりをしていた花が咲きました